【女医ブログ】切迫早産の長期安静後の子育て、体力が心配?

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女医ブログをお読みいただき

ありがとうございます。

切迫早産で長期間安静/入院した後には、

出産、子育てが待っています。

今回は子育てについてみていこうと思います。

自分の体力/筋力が落ちている中での

子育ては本当に大変です。

今後のことについて、

今から準備しておきましょう。

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切迫早産後の子育て~自分の経験~

私は、一人目を出産した後、

一人で階段を降りれませんでした。

膝の力がなく崩れてしまうためです。

そもそも普通に歩いて生活するだけで

アキレス腱がめちゃくちゃ痛かったです。

これは安静期間が長く、

足を使っていなかったため、

アキレス腱が短縮(医学的には

拘縮(こうしゅく)と言いますが。)

してしまい、それが無理矢理

伸ばされるため痛かったのです。

筋力もないため、授乳の時間

抱っこしているだけで、筋肉痛でした。

といっても、最初のころは授乳は

20分×8-10回あるので、

結構な時間にはなりますが。

手の力もないため、

最初は赤ちゃんを落とすのが心配で、

あまり抱っこはしませんでした。

(おかげで長男も次男も授乳で寝るか、

バウンサーで寝る子になりました。)

また筋力がないのに、無理をして

抱っこしたり家事をしたりすると、

足首痛、膝痛、股関節痛、腰痛、

首痛など様々な所が痛くなりました。

そもそも子供を産んだあとって、

どれくらいのダメージがあって、

いつぐらいから動いていいのか、

どんな風に体を動かしたらいいのか

知っていますか?

私はきちんとは知りませんでした。

きちんと知らなくて後悔したため、

今回は産後について考えていきたいと思います。

切迫早産後の子育ての準備

産後について知識を得る

産後の知識を得るのにおすすめは書籍です。

オススメは

「産後ママの心と体をケアする本」 

 池下育子

産後ママの心と体をケアする本 出産した女性が本当にしておきたい [ 池下育子 ]

価格:1,404円
(2018/11/9 13:43時点)

という本です。よければ参考にしてみて下さい。

図書館で借りる事もできました。

この本は、産後に備えてどんな

準備をしておくべきか、

産後どの程度のことをしてもいいのか。

どんなふうに体を動かしていけばいいのか。

などを細かく書いてくれています。

とても大切なことが書いてあり、

参考になりましたので、よければ読んでみて下さい。

切迫早産で長期入院した方は、

よりしっかり休養し、ゆっくり運動した方がいいです。

そうしないと、後々にダメージが蓄積されていきます。

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家族の理解を得る

家族の理解は必須です。

これがないと、自分が知識をもっていても

あまり意味がありません。

結局自分でするしかなくなってしまいますから。

できるだけ、家事・子どもの抱っこなど

体に負担のかかることは、

ゆっくり開始していって下さい。

3㎏の赤ちゃんを抱えて日に何回も授乳する。

それだけで長期安静後の体には堪えます。

家事や抱っこをできるだけしないでおくには、

家族の理解が必要です。

(特に旦那!あとは親です。)

先ほど紹介した本をご主人にも読んでもらったり、

このサイトを見せたりしてください。

自分の体をメンテナンスしてくれる人を探す。

これもとってもとっても大切です。

  • 助産師さん
  • 産後ヨガなどのインストラクターさん
  • ジムのトレーナーさん
  • 接骨院の先生 など

だれでも構いません。

信頼できて、自分の体を

メンテナンスできる人を見つけて下さい。

自分だけで行うのは、なかなか難しいです。

自分の体の歪みや筋力は自分では見えにくいですから。

きちんとメンテナンスできると、

体の楽さが全然違います!

これから先、約50年付き合っていく体です。

是非大切にして下さい。

私は信頼できる接骨院の先生を見つけました。

その先生はとても勉強されている方で

、私の不調をさっして全身の調整、

筋トレ、家でできるトレーニングなど、

様々な指導をして下さいます。

是非、自分の体を任せられる人を探してください。

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注意:骨盤矯正について

最近、骨盤矯正が流行っていますね。

私も次男を産んだ時に、行って

みようと思い行ってみました。

なんと!驚くなかれ!!

骨盤周囲が20㎝くらい小さくなりました!!

(合計10回くらいは通っています。)

すごいですよね。

でもそれと同時に、左股関節の痛み、左膝の痛み、

首の痛みなど、様々な不調を感じるようになりました。

骨盤矯正に行くたびに、

「骨盤はいいけど、その他の調子が悪い。」

と伝えましたが、施術内容は変わりませんでした。

不安になり、もともとお世話になっていた

接骨院に行き、ことの次第を話しました。

そしたら、接骨院の先生に

「元々あなたは、足首がゆがんでいて、

その歪みを膝・股関節が調整している。

骨盤を無理に小さくしたことで、

股関節の余裕がなくなって、

調整が効かなくなって、

膝・股関節が痛くなってきたんだと思うよ。

腰と首も痛いんじゃない?

骨盤は体の中心にあるから、

ちゃんと周りを調整しながら触らないと、

急にそこだけ触るとおかしなことになるよ。」

とおっしゃっていました。

そこで、骨盤矯正に行くのをやめ、

接骨院に切り替えました。

少し時間はかかりましたが、

首・腰・股関節・膝の痛みは軽減し、

筋トレもしています。

安静期間が長かった人は、

筋力が落ちたことで、関節自体も緩んだり、

きつく締まりすぎたりしており、

さらに体の歪みもひどくなっています。

そこで安易に骨盤だけを触るような

施術をするようなことは避けた方がいいと思います。

骨盤矯正をメインに掲げていても、

きちんと全身メンテナンスしてくれる

ところもありますので、

施術を受けてみて、自分の体と相談して下さい。

今回の記事は、骨盤ベルトを

否定しているものではありません。

骨盤ベルトは出産後に一定期間、

きちんとしようされるべきだと考えています。

骨盤矯正と骨盤ベルトをごちゃまぜに

しないように、して下さい。

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【女医ブログ】切迫早産後の子育てのまとめ

今回は、切迫早産で長期安静後の子育てについて書きました。

・きちんとした知識をもつこと

・周りの協力を得ること

・自分の体をメンテナンスしてくれる人を探すこと

・骨盤矯正は注意して行うこと

について書かせて頂きました。

出産をされる方は若いので、無理をしたら、

なんとか生活は成り立つと思いますし、

痛みも調整できてしまったりします。

でも、きっと50代60代になった時に、

膝や腰、首などが悪くなってくるのではないかと

思います。

出産後ずっと悪いという方もいます。

子育てで時間もなく、経済的きもしんどいと

思うかもしれませんが、将来異常が大きくなってから

治療に当たると、多大の医療費がかかることになります。

若いときは治癒力もあるので、是非、

きちんと体のメンテナンスを行って下さいね。

この記事が誰かの参考になってくれると嬉しいです。

女医ブログを読んでいただいてありがとうございました。

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