女医ブログをお読みいただき
ありがとうございます。
切迫早産の私の妊娠記録を記載しようと思います。
今回は、妊娠31週でマグセントが開始
になった時の記録です。
長男の出産記録で、2015年当時のものです。
今とは少し事情が違うかもしれません。
切迫早産の記録:妊娠31週
妊娠31週0日~3日
大きな変化なく過ごしました。
妊娠31週0日の日にシャワーの許可がでました。
シャワーを浴びるのは、実に1週間ぶりで、
とてもすっきりしたのを覚えています。
また、入院してから体重が落ちてしまっていました。
私は、この時点で
妊娠前の体重+3㎏ほどしかなく、
もうすこし頑張って食べるように言われていました。
妊娠31週4日
この日は夜に張りがひどくなりました。
前と同じように定期的に張るのですが、
前よりも強くなった気がしました。
この日、
ウテメリン 6A 20ml/h(最大量)
まで点滴をあげて、なんとか張りがおさまりました。
妊娠31週5日
今日は診察の日です。
子宮頚管長は 17㎜ とまた短くなりました。
そして、子宮の頸管が柔らかくなってきており、
指が1本中に入ると言われました。
※一般的な妊娠では
妊娠37週(正期産)を超えるまで
子宮の頸管が柔らかくなったり、
指が中に入ったりはしません。
(特に初産でこうなることはあまりありません。)
胎児の推定体重は 1874gでしたが、
頭が下がってきていると言われました。
これも、まだ下がってきてはダメな週数です。
NSTのモニター上は、落ち着いていましたので、
とりあえず、安静で様子をみることになりました。
赤ちゃんは徐々に大きくなってきていましたが、
切迫早産の状態としては、あまりよくない状況でした。
しかもこの時点でウテメリンは
最大量使用していましたので、
次に何かあった場合は、
マグセントを使うことになります。
とはいっても、私にできることは、
安静にしておくだけでした。
そして、この日の深夜、
恐れていたことが起きました。
また定期的にお腹が張ったのです。
マグセントの点滴が開始になりました。
最低量の5ml/hで開始です。
その日はそれで張りは治まりました。
31週6日
ウテメリン 6A 20ml/h
マグセント 5ml/h
の点滴を継続していました。
マグセントが開始になったため、
その副作用がとてもしんどかったです。
①動悸
②とても強い倦怠感
③足もとがふらつく
④とにかく暑い!!
⑤味覚障害 味がほとんどわかりませんでした。
⑥吐気
ウテメリンの時とは、
段違いの副作用の強さでした。
とても強い倦怠感(しんどさ)を感じるのですが、
身の置き場のないつらさってこーいうことを
いうんだろうなって、身にしみて感じました。
次男を妊娠して、入院になったとき、
ウテメリンの点滴は「はいはい了解。OKですよー。」
って感じでしたが、
マグセントの点滴が開始になった時には
嫌がったり、抵抗したりはしませんが、
「はーーー。またあの辛さか」ってため息がでました。
マグセントが開始になりましたが、
今日で妊娠31週の最終日です。
次回は妊娠32週についてまとめたいと思います。
【女医ブログ】妊娠31週のまとめ
今回は妊娠31週の1週間についてまとめました。
診察結果が思わしくなかったり、
ウテメリンの点滴が最大量になり
マグセントが開始になったり
と31週も大変でした。
切迫早産で入院していると、
本当に1日がながくながーーーく感じます。
全然終わりません。
次回は32週をまとめます。
読んでいただいてありがとうございました。
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