女医ブログをお読みいただき
ありがとうございます。
切迫早産の私の妊娠記録を記載しようと思います。
今回は妊娠32週でマグセントが増量
になった時の記録です。
長男の出産記録で、2015年当時のものです。
今とは少し事情が違うかもしれません。
目次
切迫早産の記録:妊娠32週
妊娠32週0日
入院した時に、最初に目標にしていた
週数に到達しました。
とても安堵したのを覚えています。
次の目標は34週!と思っていました。
現在の治療内容は、
ウテメリン 6A 20ml/h(最大量)
マグセント 5ml/h
です。
日中は落ち着いていたのですが、
夕方ごろからお腹が張り、
マグセントが 5ml/h → 10ml/hに
増量になりました。
妊娠32週1日
昨夜マグセントが増えた影響で、
ものすごく倦怠感(しんどい)が強かったです。
全く動く気になりませんでした。
またお見舞いに来た主人に、
瞼(まぶた)が下がってるよ。
と言われました。
これもマグセントの副作用です。
マグセントは全身の筋肉を
脱力させる作用があります。
もちろん瞼を持ち上げているのも
筋肉なので、その筋力が低下し、
瞼が下がっていたのです。
マグセントの副作用が強く出るようになって、
さらに1日を長く感じるようになっていました。
子どもを産むのってどんだけ大変なんだよ!
って苦しんでいました。
でも、お腹の子どもには一日でも長く
お腹にいてねって語りかけていました。
妊娠32週2日~4日
夜などにお腹が定期的に張ることが
ありましたが、点滴は増えなかったです。
結構お腹が張ると気になってしまうのですが、
ベテランの助産師さんに
「お腹が張ってても、寝れるなら寝ちゃいなさい。
朝には落ち着いていることがほとんどだから。
寝れるくらいの張りなら大丈夫よ。
私、寝たまま出産した人知らないから。」
ってめっちゃ明るく言われました。
その話を聞いて、
確かに気にしすぎかもしれないな。
と感じて、夜に多少お腹が張っていても、
寝れる時は寝ることにしました。
妊娠32週5日
今日は診察の日です。
子宮頚管長は 20㎜ と前回と大きく変化なしでした。
1週間前に子宮頸管の状態としては、
「子宮の頸管が柔らかくなってきていて、
指が1本中に入る」と言われていたのですが、
今回も前回と変わっていないと言われました。
胎児の推定体重は 2000gを少し超えました。
また、私自身の体重についてですが、
元々増加量が少なく、もっと食べてって言われていました。
マグセントが始まってから、
副作用の味覚障害の影響で、
色々な食べもを受け付けなくなっていたんですが、
栄養士さんに来てもらい、相談して、
食事を自分流にカスタマイズしてもらって、
なんとか食べていました。
そしたら体重もなんとか増えてきていたので、
これぐらいならOKと言われました。
食事の変更方法などについては、
こちらを参照してください。
31週6日
この日は、落ち着いて過ごしました。
この週の診察で、
赤ちゃんが2000gを突破して、
とても嬉しかったのを覚えています。
また、助産師さんの
「寝れる時は寝ちゃいなさい」
という助言が、お腹の張りに神経質に
なっていた私にはとてもよかったです。
マグセントが増加になり、
本当にしんどかったので、
ぼーっとして過ごすことが多かったです。
お腹が大きくなってきたのも、
しんどかった要因の一つかもしれません。
私の入院生活は真冬だったんですが、
ウテメリン・マグセントの副作用で、
体がめちゃくちゃ暑く、
全くエアコンをつけませんでした。
それどころか、氷枕をもらっていました。
お見舞いに来た家族が、
この部屋さむっ!!!平気なん?
と言っていました。
【女医ブログ】妊娠32週のまとめ
今回は妊娠32週の1週間についてまとめました。
マグセントが増量になって、
とてもしんどかったですが、
今振り返ると、比較的落ち着いていたのかな。
と思います。
32週という最初の目標に到達できたことで、
神経質さも少しましになったように感じました。
次回は33週の1週間をまとめます。
女医ブログを読んでいただいてありがとうございました。
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