女医ブログをお読みいただきありがとうございます。
切迫早産の私の妊娠記録を記載しようと思います。
今回は、妊娠30週で入院決定となり点滴の開始
になった時の記録です。
長男の出産記録になりますので
2015年当時のものです。
今とは少し事情が違うかもしれません。
目次
切迫早産で妊娠30週で入院が決定
妊娠18週で仕事を休職し、
自宅安静をしてきました。
その時の記録はこちら
妊娠30週0日
頸管長が28㎜となり、
前日の夜に定期的に張りを感じる
自覚症状もあったため、
そのまま入院となりました。
いつかはなるだろうと覚悟していましたし、
入院の準備はしていましたが、
やはりがっかりしたのを覚えています。
仕方がないというあきらめの気持ちもありました。
入院しても、点滴にはならず、
このまま内服で一旦様子をみてみよう
ということになりました。
シャワーの許可もおりたので、
シャワーに行きました。
この日から、大変な入院生活が始まりました。
妊娠30週
妊娠30週0日
入院当日の夜、
8分間隔くらいで、定期的な張りがありました。
張りが10分以内間隔で定期的にくると、
陣痛が始まったと言われます。
つまり、私の場合、入院初日に
陣痛と同じような間隔でお腹に張りが
あったということです。
NSTのモニターでも確認されたため、
ウテメリンの点滴 1A 30ml/hで開始になりました。
点滴が開始になってしばらくすると、
張りの感覚が長くなって、
落ち着いていきました。
その日の夜は、入院したストレスと
夜に陣痛に近い張りが来たことで、
緊張してあまり眠れませんでした。
入院しといてよかった。
と思ったのを覚えています。
※1A:1アンプルのこと。
点滴に入れるウテメリンの注射液の中には
ウテメリン50mgが入っています。
一般的には、500mlの点滴に
ウテメリンを入れて使用します。
最低量は1A 15ml/h
最高量は6A 20ml/h
になります。
妊娠30週1日
また夜に前日と同じような張りが来ました。
あっという間に点滴が増え、
ウテメリン 2A 35ml/h になりました。
薬がすごい勢いで増えていったので、
副作用が出ました。
①動悸
心拍数(脈拍)が常に120回/分以上あり、
常にドキドキしていました。(動悸)
②手の震え
③体の暑さ
④倦怠感
の4つがありました。
④の倦怠感については、
寝不足のせいもあると思います。
大部屋入院で、周りが気になり、
緊張していたことと、
夜にお腹が張っていたので、
あまり寝れていませんでした。
妊娠30週2日
またまた夜に同じように張りがきました。
すでに結構参っています。
ウテメリン 3A 30ml/h
まで増えました。
その日も結局あまり寝れませんでした。
妊娠30日3日
もう無理!!となって、
個室に移動させてもらうことにしました。
そしたら、その日の夜は、
入院してから初めて
ゆっくり寝ることができました。
大部屋のストレスで
張りと不眠になっていたのでしょうか?
妊娠30週4日
大きな変化なく、
ウテメリン 3A 30ml/h
で継続していました。
妊娠30週5日
今日は診察の日でした。
子宮頚管長が なんと 20mmまで短くなっていました。
やはり連日の張りがよくなかったようです。
NSTのモニター上は張りはひどくないため、
そのまま様子を見ることになりました。
妊娠30週6日
大きな変化なしでした。
この1週間は本当に辛かったです。
入院という環境の変化に加え、
入院直後から、どんどん点滴が増えていき、
ウテメリンの副作用に不眠。
さらに陣痛がくるのではないかという不安。
本当にしんどかったのを覚えています。
また、大部屋では、
常にカーテンが仕切られており、
同室の人がどんな人なのか、
一切わからなかったのも、ストレスでした。
しかし、ウテメリンの点滴のおかげで、
なんとか31週に突入することができました!
【女医ブログ】妊娠30週のまとめ
切迫早産で妊娠30週0日で入院になってからの、
1週間をまとめました。
この1週間は、ウテメリンが
ドドド―っと増え、
副作用に苦しみ、
そして頸管長も短くなる。
というしんどいこと・不安の連続でした。
次回は妊娠31週について記載したいと思います。
女医ブログを読んでいただいて
ありがとうございました。
この記事を読んだ方へのオススメ
気になるキツネをクリック!!