【女医ブログ】切迫早産で入院~食事が辛い時の対応、変更方法~

スポンサーリンク

食事の変更は「誰に」伝えるの?

基本は看護師さんです。

内容によっては栄養士さんのこともありますが、

基本的なことは看護師さんが対応してくれます。

例えば

朝:ごはん⇒パン とか

ヨーグルト⇒牛乳 とか

明後日の夜ご飯は止めてほしい とか

こーゆーのは看護師さんでOKです。

もっと細かく、「わさびの入ったものは抜いてほしい」

とか「果物を3食出してほしい」とか

ってなってくると、大概、栄養士さんが呼ばれると思います。

食事の変更は「いつ」いうの?

これは病院によって違います。

なので入院をして、落ち着いたころに、

食事の変更はいつまでできるのかを

看護師さんに聞いてみるといいです。

私が入院していた病院は

朝食:前日の16時まで

昼食:前日22時まで

夕食:当日10時まで

でしたら変更が可能でした。

食事は止めることもできるので、

この時間までに「止めといてください」

と伝えたら大丈夫です。

病院の規則で決まっていますので、

自分の入院している病院はどうなっているのか、

確認してみて下さい。

スポンサードリンク

食事の変更は「どうやって」伝えるの?

これはとっても大切です。

私もいろいろ試しましたが、

結構、止めたはずの食事が出てきたり、

変更をお願いしたのにできていなかったりします。

看護師さんも忙しいので、

それで怒ったり腹をたてたりはしませんが、

少し悲しくなります。

なので、確実な方法を考えました。

是非参考にしてみて下さい。

方法① 

看護師さんが電子カルテを持ってきた時に

その場で一緒に変える。

切迫早産で入院している方は、

ほとんどの場合、点滴をしていると思います。

1日に1~複数回、点滴の交換に来ませんか?

その時って電子カルテをガラガラしながら来られると思います。

その時がチャンス!!

その場で「食事の変更をお願いしたい。」と伝え

「いつ」の食事を「どう」変更してほしいか

伝えます。

ほぼ100%、その場で、電子カルテに

食事の変更を入力してくれます。

この方法ですと、変更ができていないことはほぼなかったです。

しかし、タイミングが取れなかった。

そもそも電子カルテじゃない!

(そんな病院今どきあるか?)という場合。

方法② 紙に書いて、その日の担当さんに手渡す。

口頭で伝えるのはとってもの危ないです!

3割くらい失敗すると思ってもいいと思います。

なので、紙に

食事の変更

〇日:夕食⇒ストップ

〇日:昼食をパン⇒ごはん へ

変更お願いします。

         ○○ ○○(自分の名前)

などと書いておけば大丈夫です。

担当さんに紙を渡して、次に来てくれた時に

「食事の変更はしてもらえましたか?」と

再度確認すれば完璧です。

(担当看護師さんは日に複数回は来られます。)

食事の変更を

「いつ」「誰に」「どうやって」

伝えればいいのか、イメージは沸きましたでしょうか?

1回実践するとハードルがぐっと下がりますので、

是非やってみて下さい。まず嫌な顔はされません。

スポンサードリンク

実際にどれくらい食事を変更してもらっていたか。

私は、すっごい高頻度で変更してもらっていました。

食事って一週間に1日3回×7日=21回ありますよね。

5回食にしたらもっと多いです。

だいたい、21回中 3~7回くらいは

変更してもらっていました。

まず、私の基本は

朝の主食はごはん。飲み物がヨーグルト。

昼は主食はパン。

夜の主食はごはん。

にしていました。

昼ごはんの主食をパンにしていた理由は、

パンは1個ずつ袋に入って来たので、

食べずに残しておきやすかったからです。

なので、昼のパンは食べずにおやつにしたり、

夜食にしたり、主人や子どもにあげたりしていました。

しかし!そこに問題があって、

週に2回ほど「お昼が丼もの」という日がありました。

例えば、牛丼とか親子丼とかカレーとか。

その丼ものの日でも、親子丼の具とパンとかが

配膳されるんですよ・・・。

いやいや、それはないでしょ。ってことで、

少なくとも週に2回ほどは

昼のパン⇒ごはん

に変更してもらっていました。

あとは、朝ご飯ですね。

こちらも週に2回ほどはストップしていました。

お見舞いの時にパンと牛乳とかを持ってきてもらって、

朝ご飯の代わりにしたりしていました。

夜ご飯は、メニューをみて、

自分が嫌いなものが出てくるときはストップして、

お見舞いの時にお弁当持ってきてもらったりしました。

他にも朝のヨーグルトを変更してもらったり、

ちょこちょこしました。

ここまでは日常的なことですが、

栄養士さんにも3回ほどはきてもらいました。

1回目に来てもらった時は、

からし味・わさび味の副菜を抜いてもらって、

5回食にしてもらったのを覚えています。

2回目は、果物を出す量を増やしてもらいました。

3回目は、マグセントが開始になり、

味覚がおかしくなっていたので、

白身魚(味が一番薄い)を禁止にしてもらったり、

冷たいゼリーをつけてもらったりしました。

たぶん、もっと色々してもらったんですが、

覚えていないところもあり、申し訳ありません。

冷たいうどんを食べたり、ソーメンを食べたりもしました。

結構高頻度です。でも大丈夫。それも仕事の内です。

しかも栄養士さんはそれがメインの仕事です。

嫌な顔をされたら「仕事できない人なんだな」

って思って軽く流して下さい。

ちなみにメニューについては、

廊下に張り出されていましたので、

スマホで撮ってきてもらったり、

シャワーの帰りにちらっと見たりしていました。

スポンサードリンク

食事にかかるお金について

入院中の食事代は全国一律の値段に決まっています。

これは健康保険の入院時食事療養費という

制度により標準負担額が決まっているからです。

私が入院していた時は、

1食 420円(現在は460円です)です。

朝も昼も夜も変わりません。

また所得によって、値段が変わります。

食事代には、高額医療費とかも適応されないので、

420円×3食×30日(一か月)=37800円

でまるまるかかります。現在ではもっとかかる計算になります。

栄養士さんにきてもらったり(お金はかかりません)、

食事内容をかえてもらったり、

果物やゼリーを付けてもらっても

食費は変わりません。

5回食にしても、3回食と同じ値段だったと思います。

(気になる方は事前に確認して下さい。)

ストップした分については、食費はかかりません。

なので、朝食をストップして、

パンと牛乳とかで済ませると、安く済みます。

夜ご飯とかは買ってきたりするより

病院の食事の方が安いこともあるので、

私は買ってきてもらったお弁当を食べて、

主人が病院食を食べたりしていました。

まとめ

今回は食事について具体的にみてきました。

入院中の食事については、自分好みに変更してもらえます!

  • 先生に遠慮はいりません。
  • 聞いてみると結構色々あります。
    (聞かないとなかなか教えてくれません。)
  • 栄養士さんに相談できる機会があれば、是非相談してみましょう。
  • 結構な頻度で変えても。

食事の変更について

  • 誰に:基本的には看護師さんに
  • いつ:病院で決められた規定の時間までに
  • どのように
    ①看護師さんが電子カルテと一緒に来た時にその場で変更
    ②紙に書いて手渡す

という方法でやってみて下さい。

食事代は一律で決まっています。

辛い入院生活が少しでも楽になるように、

どんどん自分好みに変更しましょう。

女医ブログを最期までお読みいただき

ありがとうございました。

この記事を読んだ方へオススメ
気になるキツネをクリック!!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする