【女医ブログ】切迫早産の記録~妊娠35週~妊娠性掻痒って!?点滴MAX!!

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女医ブログをお読みいただき

ありがとうございます。

切迫早産の私の妊娠記録を記載しようと思います。

今回は妊娠35週で妊娠性掻痒になった時の記録です。

長男の出産記録で、2015年当時のものです。

今とは少し事情が違うかもしれません。

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切迫早産の記録:妊娠35週

妊娠35週0日

切迫早産の治療内容としては、

34週と変わらず、

ウテメリン 6A 20ml/h(最大量)

マグセント 20ml/h(最大量)

を継続しています。

また当帰芍薬散も継続して飲んでいます。
(当帰芍薬散の詳細→こちら

マグセントの副作用は、相変わらず続いていますが、

(詳しく知りたい方は34週の記録へ

倦怠感や、動悸は少しましになりました。

そして、35週!!

目標にしていた34週台が終わって、35週!!

すごい嬉しい!!

と思っていたやさき・・・。

ん???なんか手がかゆい?

ちょっとブツブツ出てる?

足もかゆい??自分では見えないけど、

どうなってる??

長いことシャワー浴びてないから??

私がシャワーを浴びた最終日は、

妊娠31週0日の日でした。

つまり、4週間シャワーを浴びていません!

洗髪を週に2回程度、

清拭をだいたい毎日していました。

※清拭
暖かいタオルで全身を拭きます。
背中や足などは、看護婦さんや
家族に手伝ってもらっていました。

下着の着替えは2日に1回で、

オリモノシートを毎日換えていました。

パジャマ着替えは2-3日に1回でした。

そんな状況でしたので、

かゆくなった時に真っ先に、

シャワーに行っていないせい!?

と思ったのです。

でも痒みのメインは、

手のひらと指と足の先の方でした。

普通、体とか背中とかが痒くなったり、

ブツブツができたりするよね?

と思いました。

そして、主治医に相談しました。

そしたら、手と足をみて

「あーあーあー、妊娠性掻痒(そうよう)だね。

この時期時々あるね。

薬出しとくわ。

あんまり効かないんだけどね、、、。

出産したらなくなるよ。」

と言われました。

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妊娠性掻痒(にんしんせいそうよう)とは?

自分がなったので、めっちゃ調べました。

概要

主に2回目以降の妊娠で、
妊娠3~4か月ごろに
手足や体がかゆくなる病気です。

初回妊娠の後期に起こることもあります。

一般的に掻きむしっても移りませんが、
掻くとひどくなることがあります。

出産したら症状はなくなります。

原因

解明されていません!

近年の研究では、アトピー性皮膚炎と

関係するのではないかと言われているようです。

また、妊娠によるホルモンバランスの崩れや

肝機能が低下することなども関係があるのではないか

といわれているようですが、

何はともあれ、わかっていません。

痒みを悪化させる要因

かゆみがある皮膚の病気は、

基本的に、かくことでさらにかゆみが

悪化します。

かくことで皮膚を傷つけると、

その刺激でかゆみを引き起こす

「ヒスタミン」という物質が出てきて、

かゆみが強くなります。

ですので、悪化させないためには

かかないことが大切です!

ということです。

治療は塗り薬や内服がありますが、

胎児に影響がでる薬もあるので、

主治医と皮膚科の医師と相談が必要です。

痒いときに掻くなって言われても、

難しいですよね。

痒いのってめっちゃストレスです。

痒みを抑えるのにいい方法を知っていますか?

子どもでも大人でも使えます。

痒みを抑える方法

それは、

冷やすことです!

保冷剤にハンカチを一枚巻いて

痒いところに当てておきます。

それだけです。

子どもでも同じようにすれば

痒みは感じなくなります。

ただし、冷やすのをやめて

暖かくなってくると、また痒くなります。

皮膚を冷たくすることで、

皮膚の感覚が鈍くなって、

痒みを感じなくなります。

温めると逆になります。

ですので、アトピー性皮膚炎がある

お子さんとかは、

お風呂の後と寝ているとき、

走ったり暴れたりしたあと

体温が上がっている時に

皮膚をひどく掻くようです。

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妊娠35週の記録のつづき

妊娠35週1-4日

お腹の張りなどは大きく変わりはありません。

しかし・・・

痒い!とにかく痒い!!

夜に痒みで寝れないことがあるほどでした。

ついつい掻いてしまいますよね。

足の裏も、足同士をこすり合わせていました。

保冷剤を握ってなんとか寝ていました。

妊娠35週5日

今日は診察の日です。

子宮頚管長は 16㎜ と大きく変化なし。

妊娠34週の時に言われた

子宮の頸管が柔らかく、指が2本入る」

というのは変わらず、悪化はしていませんでした。

胎児の推定体重はほぼ2500gになりました!

そして、退院日を決めました。

私は、色んな事の兼ね合いで、

胎児の体重が2500gを超えて、退院ができたら、

退院日に地元の産科クリニック(病院から車で1時間半ほど)

を受診し、出産は地元の産科のクリニックで

出産予定でした。

そちらのクリニックとも相談し、

妊娠36週3日に退院し、

その日に産科クリニックを

受診することになりました。

ちなみに病院を出て、

車で移動中に破水、もしくは陣痛がきたら、

病院に戻ってきて、

病院で産む約束になっていました。

なにはともあれ、とうとう退院日が決まりました!

入院した時には、こんな日が来るなんて、

遠い遠いことだと思っていたので、

(実際に遠かったですが)

本当にうれしかったです。

35週6日

この日は、大きな変化はなく

過ごしました。

相変わらず痒みがしんどかったです。

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【女医ブログ】妊娠35週のまとめ

今回は妊娠35週の1週間についてまとめました。

やっと妊娠35週まできて、とても喜んでいたのに。

次は、妊娠性掻痒に・・・。

私ってそんなに日ごろの行いが悪かったかな?

って本気で思いました。

実は私は悪阻も入院するほどひどかったので、

悪阻→切迫流産/早産→妊娠性掻痒

というリレー形式で、

妊娠中って本当に楽しいことは一つもなかったです。

もう一度いいます。

妊娠中は楽しいことは一つもなかったです。

幸せなマタニティライフとか、

夢のまた夢でした。

そんな状況で頑張っている方、

本当にお疲れ様です。

ここにもこんな風に

妊娠生活を苦しんだ人がいます。

大変ですが、いつか終わります。

坦々と一日を過ごして下さい。

本当に本当にお疲れ様です。

(頑張れとは口が裂けてもいいません。)

次回は、とうとう退院します!

女医ブログを最期まで読んでいただき

ありがとうございました。

次へ:「妊娠36週退院!!そして陣痛開始」はこちら

前へ:「妊娠34週ウテメリン・マグセント最大量継続」はこちら

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