【女医ブログ】切迫早産記録(第2子・妊娠23-26週):シロッカー手術後自宅安静

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女医ブログをお読みいただき

ありがとうございます。

今回は、第2子次男の切迫早産の記録です。

妊娠23週から妊娠26週の

シロッカー手術後の自宅安静生活について書きました。

2017年~2018年にかけてですので、

比較的最近の記録になります。

第1子の記録はこちら

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シロッカー手術後
妊娠23週に退院し、自宅安静に

シロッカー手術後、妊娠23週1日

自宅に退院になりました。

退院するにあたり、

  • 薬を必ず8時間ごとに2錠ずつ、忘れず飲むこと、
  • 家で安静にしておくこと
  • 5日後に外来診察にくる

という条件付きでした。

退院できたおかげて、

年末年始を家で過ごすことができました。

といっても私は、自宅安静。

基本はベットの上で過ごしました。

もうすぐ3歳になる長男もいたので、

主人が、リビングを整理して、

リビングにベットを持ってきてくれました。

長男は、私のベットにのったり、

周りで遊んだり、

夜に寝る時は一緒に寝ました。

日中は、主人ができるだけ外に遊びに

連れ出してくれていたので、

私はゆっくり休みました。

そして、長男がいない間にシャワーを

浴びるようにしていました。

(長男がいる時に、入ると

「僕もママと入る!」となって、

大変になるのは目に見えていました。)

妊娠23週6日

外来診察の日です。

祈るような気持ちで外来に行きました。

主治医に

「お腹は張りませんか?」と。

私は嘘はいいませんので、

「張ってないことはないです。

それなりに張っています。

ただ、入院中から悪化したかと言われれば、

今の方が少しマシだと思います。」

と答えました。

お腹はぼちぼち張っていましたが、

長男の時に

ウテメリン・マグセントの点滴を

最大量入れていた時も

張っていましたし、

私にとっては

「お腹が張らない」

なんて期間はないのです。

産婦人科の先生方は

「体質なんかなぁ」と言っていました。

ちなみに妹も

同じような状況で、入院になっています。

診察の結果は、

胎児の推定体重700g

子宮頚管は、退院前と大きく変わらないとのことで、

ウテメリンの内服を6錠/日を継続するということで、

次の外来は2週間後になりました!

やった!!

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自宅で過ごした2週間

次の外来は妊娠26週の予定でしたので、

それまでの2週間自宅安静で過ごしました。

長男は基本は子ども園の一時託児に行ってもらいました。

毎朝「行きたくない―」と泣いていました。

しかし、主人もおらず、長男と私だけにされると、

動かざる得なくなってしまうので、

そこは申し訳ないけれど、こども園に行ってもらっていました。

私が入院していた時も、一時託児に預けていたのですが、

その時はそこまで嫌がらなかったみたいです。

やっぱり、

「ママが家にいるのになんで!?」って

こども心に思っていたのかな、と思います。

自宅安静中の私の1日は

朝、長男にご飯を食べさせながら自分も食べる。

(朝食準備、後片付けは主人がします。)

長男がこども園に行ってからは、ゆっくり寝て過ごす。

昼ごはんは適当にレンチンして食べる。

そこからまたゆっくり過ごす。

(数日に1回はシャワーを浴びる)

夕方

長男が主人と一緒に帰ってくるので、

帰ってきた長男の相手を寝たままする。

一緒にご飯を食べる。

(準備・後片付けは主人)

主人が長男とお風呂に入るので、

出てきた長男を拭いて、服を着せる。

そのまま長男を寝かしつけながら一緒に寝る。

という生活でした。

一人の時に何をしていたのかについては

こちらの記事を参考にして下さい。

できるだけ横になり動かない。

これを徹底していました。

お腹の張りはそれなりにあったので、

なんとなく、すぐに再入院する気がしていました。

でも少しでも入院を遅くして、

少しでも長く家にいたい!

と、できること(つまり安静)をしていました。

切迫早産について長男への説明

長男はもうすぐ3歳になろうとしており、

いやいや期だったんだと思いますが、

私も大変だったし、

あまり一緒にいてあげられなかったので、

正直この時期に長男がどんな様子だったのか、

あまり知りません。

ただ、また入院になると、

次は数カ月間の入院になることは

わかっていました。

その時、長男にかかるストレスが

少しでも少なくなるように

自宅安静中に色々と説明をしていました。

・お腹に赤ちゃんがいること

(あなたもお腹にいたのよー、と。)

・誰のせいでもないけれど、

ママはそのうち病院に行くことになること。

・長いこと帰ってこれなくなること

・会いたいときはいつでも会えること

・しばらくお家ではパパと二人になること

・必ず元気で帰ってくるから、また遊べること

・ママはいつでもあなたが大好きだということ

などを、

何度も簡単に、繰り返し話していました。

長男はわかったのか、

わかっていないのか、

伝わったのか、

伝わっていないのか、

よくわからない感じでした。

毎回反応も違いました。

でも、家族の一員として、

きちんと話しておいてあげたいな、

分かる範囲で理解してくれたらいいな、

と、思っていました。

あと、雰囲気で何かいつもと違うことは

感じ取っていたと思います。

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妊娠26週0日

外来診察の日です。

私は、再入院か自宅安静化

フィフティーフィフティーくらいだと

思っていました。

胎児の推定体重は 1000gちょっと

子宮頚管長は、短くはなっていないけれど、

頸管がとても柔らかくなっており、

紐が少し緩んでいて、指が入りそうだと。

つまり、

頸管の熟化が進んでいるということなのですが、

これは、妊娠37週(正期産)になるまでは

進まないものです。

お腹が張ると、徐々に進んでくることがあります。

つまり、一般的には

陣痛がきて、子宮頸管が熟化(柔らかく)なってきて、

頸管が開いて、赤ちゃんが出てきます。

私の場合、定期的に張ってしまうので、

頸管の熟化が進んだのかもしれません。

とにかく張りを抑えることが重要。

ということになり、再入院

になりました。

入院後はすぐに

ウテメリン 2A 20ml/h

で開始になりました。

点滴をはじめてしばらくすると、

お腹の張りは明らかに少なく

弱くなりました。

ここから37週までは入院になります。

長い長い入院生活の開始です。

まとめ

今回は、妊娠23週1日に退院したところから、

妊娠26週0日に再入院するところまでを書きました。

3週間自宅安静ができたおかげで

・入院の準備

・出産の準備

が一通りできたこと

・長男を沢山可愛がり、

きちんと時間をかけて説明ができたこと

・長期入院するぞ!という自分の覚悟ができたこと

上記の時間が貰えたことが本当にありがたかったです。

できれば、もう2週間くらいは

自宅で過ごしたかったのですが、

こればかりはどうしようもありません。

次回は再入院してからについて書きたいと思います。

読んでいただいてありがとうございました。

前へ:「シロッカー手術後~一時退院」はこちら

次へ:「妊娠26週 再入院、ウテメリン開始」はこちら

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