女医ブログをお読みいただき
ありがとうございます。
今回は、第2子次男の切迫早産の記録を
書いていこうと思います。
妊娠21週にシロッカー手術を受けてから
妊娠23週に一時退院になるまでの記録です。
2017年~2018年にかけてですので、
比較的最近の記録になります。
第1子の記録はこちら
目次
シロッカー手術後(妊娠21週)
妊娠21週3日に
シロッカー手術(子宮頚管縫縮術)を
受けました。
手術後は張りやすくなるということで
ウテロンを1A 40ml/h
まで増量していました。
手術後は尿道カテーテルを入れた関係で、
トイレにいって、尿をする時に少し痛いのと、
座ったり、立ったりすると、
頭痛がしました。
この頭痛は下半身麻酔の合併症の一つで、
まぁまぁの頻度であるものです。
手術の翌日から、
普通に食事はできました。
あとは、NSTのモニターで張りをみながら、
ウテロンを減量し、
内服に切り替えられたら、退院する予定でした。
だいたいの方は一度は退院できるようで、
早い方だと数日ぐらいで退院できるそうです。
私も、このまま出産まで入院は長くて辛いので、
一度は退院したいなぁと思っていました。
妊娠22週
妊娠22週0日
診察がありました。
胎児の推定体重は 500g
手術をした所も、問題ないとのことで、
シロッカー手術で結んだ糸(紐?)は
20㎜の所に見えていました。
ウテメリン 1A 30ml/h
に減量になりました。
また入院中は週に1回
プロゲデポーという、黄体ホルモンの
筋肉注射を受けていました。
プロゲデポーについてはこちら
妊娠22週2日
NSTのモニターで、
10分ちょっとの間隔で、
お腹の張りがあり、
ウテメリン 1A 35ml/h
に増量になりました。
こんな感じで帰れるのか、
本当に不安でした。
妊娠22週3日
NSTのモニター上
お腹が張っていなかったので、
ウテメリン 20ml/h
まで減量してみて様子をみてみましょう。
という方針になり、
ウテメリンが大幅に減量になりました。
年末が近かったので、
主治医は何とか年末年始までには
できれば一回退院させてあげたい。
と思ってくれているようでした。
しかし、この日の夜に、張りの頻度が上がり、
ウテメリン 1A 25ml/h
に増量になりました。
私も一度は退院したいと思っていたので、
(すぐに再入院すると思っていた。)
先生の気持ちがありがたかったです。
妊娠22週4日
主治医から、
「2日後に診察して、問題なければ
ウテメリン 1A 15ml/h
まで減量しましょう。
それで翌日まで問題なければ、
その翌日に内服に切り替え、
48時間様子をみて、他院にします。」
と具体的に説明がありました。
退院を目指して頑張るぞ!!
頑張るとはいっても、
お腹が張らないのを祈るのみでした。
この日、もうすぐ3歳になる長男が
お見舞いに来た時に、
「ママはなんの病気なの?
ぼく、ママがお家にいないと寂しいんだ。」
と言って帰りました。
「ごめんね。
でもママ、あなたがお腹にいる時も
沢山入院したんだよ。
もうすぐ家族が増えるからね。
あなたの弟だよ。
だから、あなたも一緒に頑張ってね。
寂しい思いをさせてごめんね。
ありがとう。」
と思いました。
本人には
「もうすぐママ、お家に帰れるから、
あと少し、パパと過ごしてね」と伝えました。
妊娠22週6日
診察です。
胎児推定体重 580g
診察結果も問題ないということで、
点滴減量!!
明日内服に切り替わることになりました。
妊娠23週
妊娠23週0日
予定通り、内服に切り替わりました!
内服は最大量の6錠を飲むことになりました。
お腹の張りもましだったので、
シャワーにも入りました。
家にいられる期間は数週間だと
思っていたので、
(誰にも言われていないが、私がそう思っていただけ)
家に帰った時にやりたいことリストを
書き出していました。
妊娠23週1日
NSTのモニター上
お腹の張りが少しありましたが、
- 内服を必ず8時間ごとに2錠ずつ、忘れず飲むこと、
- 家で安静にしておくこと
- 5日後に外来診察にくる
という条件で退院OKになりました。
【女医ブログ】妊娠21週ー妊娠23週のまとめ
女医ブログとして、第2子の妊娠21週ー妊娠23週
の記録をまとめました。
シロッカー手術後から、
2週間の入院後退院になるまでです。
シロッカー手術後は、
人によっては、張りが上手くおさまらず、
このままずっと入院することになる人もいるようでした。
また他の人では、
シロッカー手術後、
数日で退院した上、仕事復帰もして、
普通に正期産まで家で過ごせる人もいるようです。
結構個人差が大きいなと感じました。
私は、なんとか薬の減量に成功し、
一旦退院することができました。
次回は、自宅安静~再入院するまでを
書きたいと思います。
長文を読んでいただいてありがとうございました。
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