【女医ブログ】切迫早産記録:妊娠18週から妊娠30週までの自宅安静生活

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女医ブログをお読みいただき

ありがとうございます。

切迫早産の私の妊娠記録を記載しようと思います。

今回は長男の出産記録です。

妊娠18週から妊娠30週まで自宅安静をした記録です。

2015年当時のものですので、

今とは少し事情が違うかもしれません。

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妊娠18週で自宅安静開始

妊娠18週から自宅安静を開始しました。

外来は2週間に1回の頻度でした。

基本的には、主人が有休をとって

連れて行ってくれていました。

自宅では、一切家事はしていませんでした。

仕事まで休ませてもらっているのに、

家で家事をしてお腹が張っては

申し訳ないような気がしたのです。

シャワーも2日に1回。

そもそも家から一歩もでないし、

動かないので、

それぐらいの頻度でも

全然問題ありませんでした。

なので、起きてから基本は横になっているか、

背もたれの角度が変えられる椅子に座っていました。

背もたれの角度をできるだけ、倒していました。

つい先日まで普通に働いていたのに、

いきなり切迫早産になり、

全く動けなくなって、

本当にショックでした。

上手く気持ちの整理がつかなかったです。

ネットで切迫早産の経験談などを

ひたすら読んでいたような気がします。

日中は話相手もいませんでした。

主人は、朝早くから夜遅くまでおらず、

私が起きている時間にはほぼいなかったです。

週に2回ほど、実母がお見舞いと家事がてら

家に来てくれていました。

切迫早産の治療

内服薬を飲んでいました。

飲んでいたのは、

・ウテメリン 4錠/日 6時間毎に内服

・当帰芍薬散 3包/日 毎食前

の2つでした。

ウテメリン

ウテメリンは0時、6時、12時、24時の4回

6時間ごとにアラームを鳴らして飲んでいました。

ウテメリンを飲んで20分ぐらいすると、

ドキドキしていました。

動悸の副作用が出ていたので、

薬が効いているなって感じがしました。

ウテメリンを飲んで、最も効いている

2時間後を狙ってシャワーを

浴びたりしていました。

ウテメリンの詳しい情報はこちら

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当帰芍薬散

漢方薬の当帰芍薬散も飲んでいました。

美味しいとは言えませんでしたが、

飲めないほどまずくもないし、

これで早産を防げる確率が上がるなら!

という気持ちでした。

漢方薬は、

①食事と関係ない時間に

②ぬるま湯に溶かして、液体にしてから飲む

この2点を守ると、

効果が出やすいので、

10時、15時、20時などの、

食事の時間とは別に飲んでいました。

ちなみに漢方薬は、自分に合わないものだと

飲めないぐらいまずいと言われています。

実際、出産後に残っていた

当帰芍薬散を飲んだら、

めちゃめちゃまずくて、

こんなん私よく飲んでいたな。と思いました。

でも第2子妊娠中に、

当帰芍薬散を飲んだら、

美味しくはないけど、飲めるな。

って思いました。

人の身体って本当に不思議だなって思いました。

当帰芍薬散の詳しい情報はこちら

自宅安静生活での主人について

その当時、主人は職場まで

片道2時間弱かけて通っていました。

それだけで4時間です。

ですので、朝は6時前には家を出て、

帰ってくるのは、22時~終電でした。

本当に主人は頑張ってくれていました。

家に帰る途中で

24時間、開いているスーパーに寄って、

自分の晩御飯と翌日の私のご飯を買ってきていました。

帰ってきてから、

食事、お風呂のあと、

洗濯、食器の片づけ、

明日の私の分のごはんの準備などをして、

寝るのは2,3時でした。

そして、5時半には起きて、

出勤していきました。

休みの日は溜まった掃除や、

作り置きの料理を作ったりしていました。

とても申し訳なかったし、

自分がとても迷惑な存在のように感じていました。

(主人は一度も文句を言いませんでした。)

そして、自分が動こうと思えば動けるけれど

動けない、ということがいかに辛いか。

ということも感じました。

動かない+ストレスで食欲があまりなく、

体重はずっと横ばいでした。

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仕事を休職した影響

仕事を休職して、お腹の張りは

ずいぶんよくなりました。

やはり、動きまわったり、緊張したりするのが

よくなかったようです。

その点はとてもよいことだったのですが、

精神的にはとてもしんどかったです。

職場に迷惑をかけてしまった申し訳なさ。

それとは別に、自分がいなくなっても

変わらず職場は回っていくので、

自分がいらない存在だったかのような

気分にもなりました。

社会的に必要とされていないような

気持ちが続き、とてもまいっていました。

周りに迷惑をかけまくってる自分なんて、

存在意味あるのかなって、

追い詰められて、めっちゃ後ろ向きの思考でした。

やはり、人間というのは社会と

つながっていないと不安になるのだな。

と今になると思います。

外来受診の経過

妊娠18週 頸管長 33㎜ で自宅安静になりました。

妊娠20週 頸管長 34㎜

胎児推定体重 256g

妊娠22週 頸管長 35㎜

胎児推定体重 420g

妊娠24週 頸管長 33㎜

胎児推定体重 567g

妊娠26週 頸管長 30㎜

胎児推定体重 855g

妊娠28週 頸管長 30㎜

胎児推定体重 1254g

妊娠30週 頸管長 28㎜

胎児推定体重 1452g

→この日、入院になりました。

妊娠30週の外来の前日の夜中に

定期的にお腹が張っている感覚がありました。

それを主治医に話した所、

頸管長も30㎜を切ったし、

お腹の張る感覚が悪化しているなら

入院しようということになりました。

「あの時期からここまで外来で

頑張れるのはすごいと思うよ。

よっぽど自宅安静が

しっかりできていたんだと思う。

家族にも感謝しなきゃね。」

と主治医に言われました。

さらに

「退院は、赤ちゃんを産むか、

36週を超えるまでないからね」

とも言われました・・・。

今から思うと、自分でも

妊娠18週から30週まで、頸管長が

よくもったな、と思います。

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自宅安静中の過ごし方

基本は寝たきりですので、

できることは限られます。

調子がいいときは

・子どもグッズの作成(簡単な裁縫です)

道具とかはネットで買いました。

・主人に手編みのマフラーを編みました。

あまりに暇で・・・

毛糸は、自分好みのものを主人自身が選んで
買ってきてもらいました。

・本や雑誌をパラパラ見ていることも

横になっている時は

・iPadでニュースを読んだり

・You Tubeでアニメやドラマ

を見ていました。

あまりテレビが好きではなかったので、

ほとんど見ませんでした。

疲れたら横になっていると

自然に寝てしまう感じでした。

夜はお腹が張りやすかったので、

早めに寝ていました。

まとめ

今回は、自宅安静期間についてまとめました。

妊娠18週から30週までの経過になります。

どんなことをしていたか、

周りのサポート体制や

私の気持ちなど

詳しく書きました。

誰かの参考になってくれればうれしいのですが、、、。

長文を読んで頂いてありがとうございました。

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