双子妊娠で切迫早産!絶対安静で長期入院し、破水!そのまま出産へ

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切迫早産の経験談を掲載します。

2015年以降にお子さんを産まれた方のものです。

医学的なことについて知りたい方は、

カテゴリーから気になる記事を読んで下さい。

【女医ブログ】と頭についている記事は、

管理人である医師が責任を持って記載しています。

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妊娠3カ月目に!?

初めての妊娠で、

最初は何も問題がなく通院し、

エコーなどで赤ちゃんの画像を

見せてもらったりして、

ウキウキしていたのですが、

三か月目に入った時でした、

いつものようにエコーを見ていた時に

先生が落ち着きのない声になり

看護婦さんを呼び、

『ご主人は来られていますか?』

と聞かれました。

主人を呼ばれ、一緒にエコーを

確認することになったのですが、

私には何も告げられておらず、

不安ばかりが増してしまい、

何とも言えない気持ちで、

ドキドキしていたのですが、

いつものようにエコーでは

少し成長した赤ちゃんを

確認する事が出来ました。

そして、先生が

『ここに赤ちゃんがいるのですが…。

それでですね…ここにもいるんですよ!』

と…。なんと、双子だという事が判明しました。

それからは、双子のリスクなどの話になり、

無事育つ確率や出産についても説明を受けました。

説明もあっという間に終わり、

実感するものはあまりなく、

手の中にある二人のエコー画像だけでした。

切迫早産で入院に

切迫早産になる可能性などは

説明されていなかったし、

普通の妊婦さんよりも

検診の回数が増える程度に

おもっていたのですが、

何よりも妊娠出産の知識も

よくわからない初めての事で、

本屋さんで双子出産の本を探して

購入して勉強することにしました。

あっという間にお腹は

どんどん大きくなっていき、

もうすぐ七か月に入るかという時に

検診で子宮頸管長が1センチない

という事を言われ、即入院!!

(子宮頚管長と切迫早産についてはこちら)

その日に予定していた赤ちゃん用品や

入院準備の買い物には行けませんでした。

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入院生活開始

出産まで外出はもちろんの事

病院内をウロウロすることも出来ず

張り止めの持続点滴を入れっぱなしで、

動くことといえばトイレや洗面ぐらいでした。

私は血管が細いらしく、

持続点滴に使用している針が

血管を傷つけてしまうので、

長くて3日しかもちませんでした。

短いときは半日で点滴を

やり直さないといけない

状態になってしまうので、

両腕ともに点滴の跡だらけに

なってしまいました。

サージカルテープも張っていると

かゆくなってしまい、

真っ赤になってくるので

アルコールで拭いてもらったりして

かゆみや赤みを軽減させたりしていましたが、

両腕ともにひどい状態になってしまいました。

(血管をもたせる方法についてはこちら)

動くとお腹が張ってしまうので

お風呂は禁止されているので、

毎日身体を拭いていましたが、

洗髪は2週間に一度でした。

不思議と頭が痒くなることは

なかったのですが、

洗ってもらうと頭も気分も爽快で

至福の時でした。

毎日の入院の中で、

検診の時に張り具合や赤ちゃんの

心音をとったりするのですが、

仰向けに寝るのが辛くて

ベッドを起こしたりしましたが、

おなかの中で元気にぐねぐねと

動き回る双子に少しでも

長くお腹の中で育ててあげられるように

安静にしていないと…という気持ちでした。

早く生まれてしまうと

色々なリスクがあることも

たくさん説明して頂きましたが、

ずっと安静にしていると

どんどん筋力が衰える気がして、

出産の時に産む筋力もなくなって

しまうのではないかと不安になりましたが、

筋トレなんて出来ないし…と、

先生に伺った事があります。

先生は、普段の筋力と

産む時の筋力は全然違うから大丈夫!

と言ってくださいました。

「切迫早産で長期安静後の出産!

筋力が心配だけど大丈夫?」はこちら

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入院中に破水!

そして、入院も2か月目に入り、

お腹はどんどん大きくなり、

身体も重くなりゆっくりとしか

動けない状態でベッドに寝ていたら、

大きなお腹の右上のあたりに衝撃を感じました。

風船が割れたような感じというか、

弾けるような感じでした。

赤ちゃんが大きくなってきて、

これ以上お腹も大きくなりようが

ないぐらい大きくなり、限界との事でした。

現在長女の方がキックで

羊膜を破いてしまったのです。

高位破水との事で、

ほんの少しずつ破水している

状態だったので

朝になったら点滴を外して

出産に向かいましょうと説明されました。

朝になり、先生からの説明を受け、

点滴を外してもらって

腕を自由に動かせるという状態になり、

もうお腹が張ってもいいので

、軽くシャワー浴びてもいいよ!

と言われ物凄く嬉しかったです。

入院生活を終えて

入院生活が長ければ長いほど

つまらない事で不安になったり

することもありました。

けれど、意外と切迫早産で入院する方も

多くて色々な情報交換をする事もできて、

お友達も増えました。

不安に思っているのは私だけじゃないと、

色々な方に励ましてもらいました。

なんだかんだあったのに、

双子は午前中に元気に生まれ、

保育器に入る事もなく成長しました。

入院中は家の事や主人の事、

これからの新生活など、

暇な分ごちゃごちゃと考えてしまいます。

だけど、今はもっとあの時間を

穏やかに過ごせていたら良かったな…

なんて思いながらも、

その時にいろいろ考えた事も

無駄ではなかったとも思います。

切迫早産は繰り返すかも

と言われましたが、

その後三女妊娠時は切迫早産に

なることはなく、普通に出産しました。

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