妊娠5か月に家で出血し、切迫早産/入院へ。入院生活のオススメについて。

切迫早産の経験談を掲載します。

2015年以降にお子さんを産まれた方のものです。

医学的なことについて知りたい方は、

カテゴリーから気になる記事を読んで下さい。

【女医ブログ】と頭についている記事は、

管理人である医師が責任を持って記載しています。

今回は切迫早産の経験談

スポンサードリンク

妊娠5か月に自宅で出血

私は妊娠5ヶ月目に切迫早産と診断されました。

自宅で寝転がっていたのですが、

そろそろ寝るかと体を起こした瞬間、

股からブシュッと液体が出る感覚がしたのです。

破水したかもしれない!

と慌てて下着を脱いで確認したところ、

なんと鮮血が下着とパジャマに

べったり染み込んでいました。

とっさに「流産」の文字が頭に浮かびました。

何か異変があったらいつでも電話してください

と産婦人科の先生に言われていたことを思い出し、

夜中の12時ごろだったのですが、

産婦人科に電話して状況を伝えました。

病院へ電話

どんな夜中でも、かかりつけの病院に電話すれば、

夜勤の看護婦さんから適切な指示をいただけて、

有難かったです。

とにかく、何か起きたら病院にすぐ電話できるよう、

病院の電話番号をスマートフォンに登録しておくと安心です。

股から血が出ましたと伝えると、

すぐ病院に来てくださいと言われました。

寝ている主人を起こし、

車で病院まで送ってもらいました。

この時、血の染みた下着とパジャマも

出血量を伝えるために病院に持参しました。

こういう時は恥ずかしいとか汚いとか

言っていられなくなります。

とにかく適切な処置と判断を

お医者さんに仰ぐために、

羞恥心はさっさと捨てました。

ご主人が夜勤や単身赴任などで

頼ることができない方は、

陣痛タクシーを呼ぶことをお勧めします。

陣痛タクシーとは?

陣痛タクシーとはタクシー会社が

妊婦さん向けに行なっているサービスで、

名前と住所とかかっている産婦人科の

病院名を登録しておくと、

いつ何時でも妊婦さんのために

優先的に駆けつけてくれるサービスです。

電話すると夜中でも快く駆けつけてくれます。

少しお値段は張りますが、妊娠がわかった時点で、

もしもの時のために登録しておくことをお勧めします。

私も登録して、夫がいない時に具合が悪くなっても

これで大丈夫と安心材料にしていました。

切迫早産と診断されたら、意外と心のお守りになりますよ。

スポンサードリンク

病院での診察

病院で先生に内診してもらったところ、

膣からの出血だけでなく

お腹の張りもあるとわかったので、

切迫早産として入院することになりました。

切迫早産は、お腹の張りが継続的に

起こることが特徴の1つとしてあげられます。

お腹の張りとは、お腹の皮がおへそに向かって

左右からギューっと引っ張られるような

感覚になる症状のことです。

この診断がでるまでわからなかったのですが、

じつは1週間ほど前からお腹に重だるいような、

お腹が硬くなるような感じを感じており、

気のせいだろうと流していたのですが、

どうやら切迫早産の前兆だったようです。

(切迫早産の自覚症状についてはこちら)

安定期の過ごし方

この頃の私は安定期に入り、

つわりも軽くなってきたのをいいことに、

夜更かしや、夏だからと薄着をしていました。

妊娠前から飲んでいた葉酸サプリ

もめんどくさいからと飲むのを

やめてしまっていました。

それらが原因だとはっきりとはわかりませんが、

色々と気を緩めたとたんに出血し、

お腹の張りを感じるようになってしまいました。

自分で思っているより妊婦の体はデリケートです。

可愛い我が子が低体重で生まれてしまう

かもしれないというリスクをおうことになるのは、

初産の妊婦には計り知れない恐怖と

不安になってしまいます。

どうか、健康に産んであげるためにも、

まずは自分の体を労わることを

優先に日々を過ごしてほしいと思います。

病院に入院

切迫早産と診断された夜、そのまま入院となりました。

股から出血し病院に電話した際、

念のために入院グッズを持ってきておいてくださいと

言われていたので、スムーズに入院出来ました。

私が持って行ったのは、

数日分の下着とパジャマ、

飲み物と歯ブラシと衛生用品、

化粧ポーチです。

後々、主人や実家の家族からお見舞いに

色々と揃えてもらえばなんとかなります。

(入院準備についてはこちら)

スポンサードリンク

入院中にあってよかったもの

私が用意してもらってよかったと思ったのは、

耳栓とデリケートゾーン用の衛生シートです。

夜中の病院はなかなか騒騒しいので、

耳栓はとても重宝しました。

あと、シャワーになかなか入れないので、

デリケートゾーンが痒くなってきます。

私は入院中免疫力が落ち、カンジダ膣炎にも

かかってしまったので、デリケートゾーン用の

衛生シートは何枚も使いました。

入院の際はとてもおススメです。

(カンジダ膣炎についてはこちら)

入院中にいらなかったもの

逆にこれはいらなかったなと思ったのは

ドライシャンプーです。

使うと逆に頭がベタッとします。

女性で髪の長い人は、病院でもらえる

体を拭くタオルを多めにもらって、

毎日頭皮を拭く方が

まだ頭がスッキリすると思います。

入院生活で困ったこと

私は入院が約3週間と長くなってしまったのですが、

病院にランドリーがなく、

下着や着替えの替えは主人に

3日に一回は来てもらって

交換してもらっていました。

この時、洗濯は出来るように

主人に教えておいてよかった!

と心から思いました。

妻がピンチの時は、旦那さんも

家事が出来た方が絶対に良いです。

私がかかっていた病院はwi-fi環境もなかったので、

格安スマホで2GBのプランに乗り換えたばかりの

私にとって、ネット環境が好きに使えない

というのは中々きついものがありました。

スポンサードリンク

安静時の時間の使い方

切迫早産はとにかく安静にしていてください

と指導され、シャワーも5日に一回、

ご飯もベッドの上で、歩くのはトイレに行く時のみ

許されるという状態になります。

なので、ベッドの上でどう時間を過ごすか

工夫が必要です。

私の場合は、

子供の名前に使える漢字辞典を買って

子供の名前を考えたり

出産準備に必要なグッズのリストを作る、

たまひよなどの情報雑誌を読んで

出産の際の呼吸法を練習するなど、

スマホがなくてもできることを

探しては実践していました。

好きな時に好きなことができない

入院中の時間は、思ったよりストレスが

溜まるものでした。

(入院中の過ごし方についてはこちら)

安全に子供を産むためにも、

まず自分の機嫌をとることを意識すると、

気分も前向きに、入院中の時間も楽しくなりますよ。

あと、私は独身の頃から医療保険に入っており、

今回の入院で金銭的な不安もなく過ごせたことが、

後の安産に繋がったと感じています。

(切迫早産での入院でかかるお金についてはこちら)

妊娠を望む時点で医療保険に入るのをお勧めしますが、も

し妊娠しても医療保険に入っていない人は、

妊娠後に入れるものもあるので、

ぜひそちらに加入された方が良いです。

妊娠中は何が起こるかわかりません。

もしもの時のお守りになってくれますよ。

気になるキツネをクリック!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする