妊娠中の入院での食事は薄味・繰り返しで飽きる!対策やメリット・デメリットは?

スポンサーリンク

妊娠中に入院していた方の

食事についての経験談を掲載します。

妊娠中の医学的なことについて知りたい方は、

カテゴリーから気になる記事を読んで下さい。

【女医ブログ】と頭についている記事は、

管理人である医師が責任を持って記載しています。

今回は入院中に食事に困っていた方が

どのように乗り切ったかの経験談です。

スポンサードリンク

妊娠33週で管理入院

私は、妊娠33週から36週4日で出産するまでの間、

管理入院になり、病院で過ごしました。

前置血管という珍しい状態で、

へその緒が卵膜に張り付いて、

子宮口をへその緒が塞いでしまっており、

赤ちゃんの頭でへその緒を圧迫している状態でした。

そのため、赤ちゃんの頭がどんどん大きく

なってきたり下がってきたりすると、

へその緒もどんどん圧迫され、

破水などしてしまうとおなかの中で

へその緒が切れてしまう恐れがあったので、

張りが増えてきた33週から

帝王切開の予定日まで管理入院になりました。

とはいえ、お医者さんでさえもいつ破水するか

予測はできず、破水が起きないようにする

対策などもなく、結局は病院でとりあえず

安静にしているしかありませんでした。

そのため、食事も特に制限は何もなく自由でした。

入院して病院食へ

ただ、入院した以上は、病院食が毎日出されます。

朝はだいたいパンと牛乳、

昼はごはん、主菜、副菜、

夜も昼と同様ごはん、主菜、副菜

といった感じでした。

3週間も入院していれば同じメニューを

何度も食べましたし、

味も妊婦さんの健康に配慮してでしょうが、

とにかく薄味でした。

その薄味に、白米ごはんだけが大盛りでしたので、

いつも白米だけ残ってしまい、

売店でふりかけやのりの佃煮などを買って食べていました。

スポンサードリンク

白米が辛い

入院して2週間ほどだった頃、

ちょうど35週あたりから、

それでも大盛り白米を食べる事が

出来なくなってきました。

赤ちゃんが急激に成長し、

おなかが一段と大きくなってきて胃を圧迫し、

少し食べただけで苦しくなってしまうのです。

でも、少ししか食べていないから

おなかはすぐ空いてしまいます。

病院食は1日3回しかありません。

食べたいけど全部食べられない、

でもすぐお腹がすく、の繰り返しで

困っていました。ある日、看護師さんに

それを相談したところ、ご飯の量を減らして、

10時と15時に減らした分のご飯を

持ってきてくれる事になりました。

それはとても助かりました。

でも、忙しい看護師さん達、

そんな私の特別対応にまで

手を回す時間がない時は、

ちょくちょく忘れられてしまい、

10時と15時にごはんが来ないこともありました。

そんな時は、売店に行って菓子パンを

買ったりアイスを買ったりして、空腹を満たしました。

入院中の食事のメリットデメリット

妊娠後期になると、お腹が苦しくて

ちょこちょこ食べしかできないという事は、

よくある事だと思います。

入院せず家で過ごしていたら、自分の食べたい

タイミングで好きなものを作って食べる事ができます。

でも、病院にいると、1日3回と決められている回数、

そして決められている時間にしか食べる事ができません。

それは、入院が長くなればなるほど

辛くなってくるかもしれません。

でも、病院の食事はカロリー計算や栄養バランスなど、

きちんと考えられています。

家にいたらきっとジャンクフードやら

油っこいものやらを食べて体重も

増えてしまっていたかもしれません。

それを考えると、妊娠後期の大切な時期に

しっかり栄養のあるものを食べて

赤ちゃんに栄養を届けられたのは、

良い事だったのではないか思います。

そう思うと、薄味の決しておいしいとは言えない

病院食でも我慢して食べ続けられるかもしれません。

スポンサードリンク

まとめ

今回の方は、3週間強の管理入院でした。

確かに、病院食は白米の量が多いので、

食べるのに苦労します。

産婦人科のみの病院はわかりませんが、

色々な科が入っている総合病院に入院している場合は、

看護婦さんに言えば、

ご飯の量も増やしたり減らしたりできます。

あと、私はラップを持ってきてもらっていて、

残ったご飯とふりかけを混ぜて、

おにぎりにして置いておきました。

それで昼に出たご飯を15時に食べたり、

夜に出たご飯を21時頃食べたりしていた。

長時間置いておくのは危険だと思いますが、

数時間なら、常温で置いておいても

問題ないと思います。

食べなかったものは、次に食事が来た時に

トレーにおいて返していました。

食事については、看護婦さんや栄養士さんと話すと、

量の調整や変更等、実は色々なことができます。

食事の対策についてはこちらを参照下さい。

最期までお読みいただきありがとうございました。

気になるキツネをクリック!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする